少ない時間で効率的に勉強して学科は合格できます。
皆さんはどんな勉強をしていますか?
- 資格学校に高いお金を払って勉強している。
- ただ問題を解いて正解を当てるだけ。
- 過去問最低3周しましょ!!と言われるがままに過去問をやってる。
- とにかく難しいものは後回しに。
- わからない問題にこだわりすぎる。
該当している方はこれから紹介する勉強方法を参考にしていただければと思います。
・効率化を図った、一級建築士学科合格勉強法
1.全体を把握し、作戦を立てる
- 試験日までの日数
- 出題の範囲
- 問題の構成
- 自分の能力
- 自分の置かれた環境
以上5項目をまず知らないと戦うことができません。当たり前かと思われるかもしれませんが、不合格になる方のほとんどがすべての項目を知らずに受験しています。
なぜこの5項目が必要なのかというと試験を知ることができるからです。
試験を知り作戦を立てることが重要です。
試験日は毎年日程表が出ているので調べましょう。(だいたい7月後半の日曜日)
出題の範囲、問題構成、自分の能力の3項目に関しては過去問をやることで把握することができます。詳しくはあとで説明します。
最後の自分のおかれた環境とは、自分のことです。仕事の時間、通勤時間、家族構成(独身か結婚しているか)のことなんでこれがわからないってことはないかと思います。
2.出題の範囲、問題構成、自分の能力の3項目の把握方法
出題の範囲、問題構成は問題を読むことでより具体的に掴むことができます。
そして全問題の選択肢ごとに以下の4つの項目に分類しましょう。
・わかる→◎
・なんとなくわかる→○
・問題の意図はわかるが解けない→△
・そもそも何書いてるかわからない→×
直感で。1つの選択肢に10秒程度で分類しましょう。
また、問題を解かないよう注意です。
この段階での目的は出題の範囲、問題構成、自分の能力を把握することです。
これで漠然と全体が把握できたかと思います。
3.少ない時間で最大の結果を出す
全体の把握=試験を知ることができたら作戦を立てていきます。しかし、作戦は人それぞれになります。その理由は自分の能力と自分の置かれた環境は人それぞれ違うからです。
ただし、作戦を立てるときの注意点は共通します。
- △、×だった選択肢を最優先にすること。
- 科目別では法規を一番にしその次は△、×の多い科目から優先すること。
- 最後に試験日から逆算して計画を立てていくこと。
これらの項目を注意しながら作戦を立てていけば、△、×だった選択肢を早く減らしていけるため、時間のかからない勉強ができます。
ちなみに法規を一番にするのは時間がかかるのと、全科目に共通する点があるためです。
4.満点を目指さない
△、×だった選択肢を完璧にわかるまで徹底的に調べる人に多いのが満点を目指す人。
そういった完璧主義者の人の特徴はどんな問題も解けるようにって思いが強く、小さいことにこだわり始めるのです。そうすると時間ばかりかかり過ぎて、あっという間に試験日を迎えることになります。試験の結果、まったく出来ない問題の数が多くなり、足きりにかかるんです。
調べても時間のかかる選択肢はある程度諦めることも重要です。勉強時間に余裕があれば調べるスタイルに切り替えることで全体を満遍なくこなすことができます。
5.まとめ
効率的な勉強は
全体を把握→作戦を立て→実行を繰り返すことです。
注意することは満点を目指さないこと
参考になったと思っていただけたらお試し下さい。