一級建築士 初心者用 基準階タイプ 製図特訓エスキス初級編 問題4−1

製図特訓

おはようございます、こんにちは、ごんばんわノロアリです。

エスキス編4では集合住宅についてです。

集合住宅もホテル・研修施設と同じ、基準階タイプです。

何度も言いますが、基準階タイプをするときは

最初のミッションをクリアすることがポイントです。

最初のミッションとは

1. 基準階部をどれだけコンパクトにまとめるか
2.基準階部をどれだけ早くまとめるか

の2点です。

ホテルや研修施設のように集合住宅も要求室が多い用途と言えます。
要求室の多いものは

I型を選択することで最初のミッションを簡単にこなすことができます。

その他にも以下の理由があります。

I型プランの選択理由

コンパクトかつ早くまとめられる他にも

  • 採光が取れる
  • 作図時間も少なくて済む

ホテルと研修施設との違いはざっくり

ホテル・研修施設:一時的な滞在
集合住宅:住む場所のため、滞在

そのため、よりプライベートである必要があります。
そして各住戸の居室において採光が必要です。

ホテル・研修施設よりもその辺りを気をつけて内部レイアウトが必要です。

問題4-1から5はその辺りについて配慮して問題を解いてくださいね。

では早速問題4-1をやっていきましょ!!

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問題4-1

用途は集合住宅です。

敷地の東西方向が50m、南北方向が36m

基準階タイプの最初のミッションを意識して取り組んでいただければいいと思います。
具体的には下記を意識してください。

面積オーバーにならないようにコンパクトにまとめていくこと
エスキス時間の長期化防止のため目安時間10分で完了すること

エスキスは時間の引っ張り癖を付けないよう10分で必ず終了。

間違えてもなんでも10分
その結果から何が出来て何が出来なかったかがわかると思います。

そして、それを基に復習で挑んでください。

今回も基準階のみのプラン完成すればOKです。

解答4-1

ポイント

住宅なので日照を意識出来たか
コア前の住戸の居室は採光に注意

解説4-1

概要

改めて用途は集合住宅です。
住む=常時滞在
なので、採光はできるだけ条件のいい南側で考えます。

ノロアリ
ノロアリ

ノロアリの家は集合住宅の南向きです。
特に冬は、日中部屋内に日照が入って比較的暖かいです。
たまに暑い日もあるぐらいです。

敷地条件をみてよりいい住環境を設計できるように意識してみてください。

敷地条件

敷地の東西方向が50m、南北方向が36m

周辺に何があるかはわからないのでとりあえず住戸は南向きになるように考えよう。

それを踏まえて

1.要求室の整理

1フロアの必要な住戸数を整理します。

各階6戸とあるので、6戸。

その他の条件

南向き・2LDK・バルコニー・間口7m以上・1戸あたり約80m2

大空間などの条件はないです。

残り必要なのは
利用者コアに避難用のコア
そして廊下

以上が基準階に必要なものです。

2.とりあえず並べる

基本はI型

ホテルや研修施設と同様
基本、I型のプランで進めます。

ただしホテルと研修施設と異なり
片側廊下型となる型です。廊下を挟んで両面住戸になると

北側住戸は採光上ものすごく悪条件です。

なので住宅のI型は、片側廊下型とします。

I型の特徴

一番コンパクトで単純
採光が取れる
作図時間も少なくて済む

先程整理した住戸を端から単純に並べます。
6戸並べます。
そして、廊下をまっすぐ
最後に、コアを2つ

全部並びましたね。

単純に並べたら42mになるため、敷地内にも納まります。

なのでここではツインコリダー型・L型は考えなくてOK

3.スパン出し

スパンを出す上で1番のヒントは

スパン出しヒント

面積
間口寸法

問題4-1では、両方とも揃っています。

① まずは1住戸間口7m。なのでX方向1スパン7mとします。

② 1住戸あたりの面積は約80m2なので、

  80m2÷7m≒11または12m必要。なのでY方向は2スパン必要。

③ 廊下幅は2m

④ コアは7m

②と③で2スパン ④のコアを合わせるとY方向は7mの3スパンとなります。

コア部分は面積に入らないのでコアは無理にコンパクトにしなくていいと思います。

4.並び替え

最後に並び替え

その他の設計条件があるか、低層階に求められている留意事項や要求室はわからないためこの条件だけで並び替えします。

並び替えの時に注意すること

コアをバランス良く配置
避難できるように配慮

ほぼ最初に並べたままでOKです。
コアが隣になっているので反対側に配置

最後にバルコニーをつけて終了。

これで完成です。

余裕のある方へ

試験では住戸内のプランを書くように指示があると思います。

その場合2LDKや3LDKは要注意することがあります。

コア前の住戸の採光です。

コア前の廊下に窓を設けても採光上の開口とならないため
採光をとるにはバルコニー側もしくは東西方向(角部屋のみ)に窓を設けます。

そのため室内プランも同時にできるようになるようにしましょう。

1LDKだとそんなに気にすることはないです。

マンションのチラシなども参考になると思いますので参考にしてみてください。

まとめ

まず基準階タイプを進める上で最初のミッションは

最初のミッション

1. 基準階部をどれだけコンパクトにまとめるか
2.基準階部のどれだけ早くまとめるか

の2点です。

そのためには基本はI型で進めます。
もしI型で出来なくても頭は整理できるはずです。

エスキス編4シリーズでは集合住宅をやっていきます。
集合住宅のポイントは以下の通り

集合住宅のポイント

住宅なので日照を意識出来たか
コア前の住戸の居室は採光に注意

集合住宅の問題4-2から5まで出題しますので、上記の2点に留意しながら問題に取り組んでください。

役にたったよって方は受験者仲間にこのブログの存在を教えていただければ幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。