おはようございます、こんにちは、こんばんわ。ノロアリです。
- 建築面積オーバー
- 延べ床面積オーバー
- 高さ制限オーバー
- 防火区画・延焼ライン
- 避難経路
など1発アウト項目がたくさん。
まずは1発アウトを避けましょう。

学科ほど複雑なものは時間がないからでーへんで!!
基本中の基本だけまずは押さえてこ
それだけで1発アウトは避けられるで。
基本を形に反映していけばいいのです。
それでも法規に関しての違反で不合格になる方もいます。それでもう一年勉強するのは非常にもったいないです。
この製図特訓の問題で基本を自分のものにしていただければと思います。
では早速問題にいきましょう!!
問題3−1 延焼ライン・高さ制限・建築、延べ床面積
解答3−1
問題3−2 延焼ライン・高さ制限・建築、延べ床面積
解答3−2
✅道路中心・敷地境界から
- 1階は3m
- 2階以上は5m
✅防火上有効な公園、広場、川など面する部分は除外
⭐️2以上の前面道路がある場合
幅員の広い道路からの斜線制限範囲
✅幅員の広い道路境界から2倍かつ35m以内
✅その他の道路中心から10mを超える区域
それ以外の部分が狭い道路から斜線制限を適用される範囲
⭐️前面道路の反対側に公園・川がある場合
公園・川の反対側の境界線までを前面道路としてみなすことができる✅前面道路幅員A=前面道路幅+公園・川の幅

問題3−1とほぼ同じや!!
延焼ラインと道路高さ制限できんかったら
問題3−1を復習・そして解答をよくみてほしい。

道路斜線制限の範囲と建築面積・床面積間違えてたんで修正したでぇ〜
ご迷惑おかけしました。
確認してな。
もし延焼ラインが難しい、復習したいと言う方は
復習するときは、なぜこうなるのか?架空の誰かに説明するようにするとより頭に定着すると思います。
問題3−3 道路高さ制限の検討
解答3−3
今までの問題は、狭い道路からの斜線制限の適用範囲を求める問題(3−1と2)をやってきました。
今回は実際の計画建物が斜線制限にかかるかどうか?についての検討です。
1 建物の簡易的な断面を描く
2 2以上の道路がある場合は、各道路からの斜線制限の適用範囲を求める
3 各道路のセットバック距離を求める
1 建物の簡易的な断面を描く
本当は、自分で階高を設定して高さを求めます。
が今回は問題で階高設定してあるのでこの数値を使います。
計算すると高さは28.8mとなるはずです。
今回はバルコニー・庇はないものとします。
なので柱面がセットバック距離となります。
2 2以上の道路がある場合は、各道路からの斜線制限の適用範囲を求める
まずは幅員の広い(14m)北側道路の斜線制限範囲
- 2倍かつ35m以内の区域 →28m以内の区域
- その他の道路中心(東側)から10mを超える区域 →道路境界から3.5m超えた区域
その他の道路(13m)東側道路の斜線制限範囲
北側道路の斜線制限範囲以外の部分 →解答2ページ目の赤い部分
3 各道路のセットバック距離を求める
セットバック距離をaとすると
(a+道路幅員+a)x1.25もしくは1.5
この式で求められる数値より自分の計画した高さが低ければOK
あとはそれぞれの斜線制限の適用範囲ごとにaを求めれば終了。
北側道路の適用範囲を計算するとa=2.6m 1)の答え
東側道路の適用範囲を計算するとa=3.1m 2)の答え
ちなみに
先ほどのaは柱面でした。
- 柱心=壁心で作図する
- 方眼に合わせて柱心を設定する
と思うので柱心までの距離を求めて1m区切りで切り上げてしまえば
作図もしやすい
高さ制限にかからない
となります。
問題3−4 道路高さ制限の検討
解答3−4

今回は1面道路だからシンプル!!

それは何で?

道路高さ制限の検討の進め方
1 建物の簡易的な断面を描く2 2以上の道路がある場合は、各道路からの斜線制限の適用範囲を求める
3 各道路のセットバック距離を求める
線が入った部分は検討不要や!!
1 建物の簡易的な断面を描く
断面を描いて、高さを計算すると14.8mとなります。
今回もバルコニー・庇はないものとします。
なので柱面がセットバック距離となります。
2 検討不要
3 各道路のセットバック距離を求める
セットバック距離をaとすると
(a+道路幅員+a)x1.25もしくは1.5
a=0.92mとなります。これが答え!!
ちなみに
解答の2ページ目のちなみにも合わせて覚えておこう。

問題3−3と次の問題3−5をやってみて。
自分の理解度がわかると思うで!!
問題3−5 道路高さ制限の検討
解答3−5
問題3−6 問題3−1〜5の復習
解答3−6
問題3−7 法規編復習

法規編3シリーズ最後の問題やで!!
実力試しにどうぞ。
解答3−7
最後に
今回は、主に道路高さ制限についての問題を中心にしました。
エスキス時に検討しなければならない項目だからです。
そして守らなければ
1発ランクⅣ
それを避けるための製図特訓でした。

何回も復習してな。
特に昼休憩などの隙間時間に。
まあブログやから仕事中にサボって見ることもできるけどな(笑)
それは自己責任やで。
もしブログが役にたったなと思っていただけたら、他の困っている方や今から一級建築士を受験される知り合いなどに紹介していただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。