受験生の時から思ってた設備計画のこと
設備の理解不足は試験日が近くにつれ、すごく不安になるということ。
その不安は試験の結果として出てきます。
そして後悔だけが残ります。
だけど設備に関して結構疎かにしてしまう人は多いと思います。
採点のポイントをみると
設備計画も含まれてます。内容は空間構成のような普遍的なものではなく毎年テーマが変わってきます。
参考までに
令和元年度のテーマは大空間の設備計画が採点のポイントでした。
その他にも設備の理解不足が
- 立体構成の不適合
- 計画の要点のシステム図込みでの不適合・不整合
がよく見られます。
いきなりすぐには改善できませんが、少し整理して問題解くだけでも随分違うと思います。
まずは皆さん大の苦手の空調についての問題をやっていくことにしましょう。
問題1−1 単一ダクト
目安時間は10分
空調の基本である単一ダクト方式です。わからなければ、お持ちのテキスト見ながらでもいいので手を動かして覚えていきましょう。
解答1−1
問題1−2 マルチ型エアコン
目安時間は10分
続いてこれも基本。空冷ヒートポンプマルチ型エアコンと聞き慣れない言葉で出題してますが、天井カセット型のことだと思ってください。
大空間はダクト接続型で考えてください。
まずは問題1−1と1−2をマスターしちゃいましょ。おそらくこの二つを覚えていないうちに他をやっても頭混乱しちゃいます。
解答1−2
問題1−3 大空間の空調の注意点
目安時間は10分
大空間の吸気口だけなぜか天井にない。その理由についてが問題1−3です。
解答1−3
問題1−4 単一ダクト
再度、単一ダクトのシステム図を書いてみよう。
空調の目的の一つ、空気の清浄度を調整する換気についても意識してみてください。
解答1−4
問題1−5 マルチ型エアコン
目安時間は10分
問題1−2同様
天井カセット型のことだと思ってください。
大空間はダクト接続型で考えてください。
そして問題1−4同様寒気についても考えてみて下さい。
解答1−5
空調設備 まとめ
熱源方式・空調方式

熱源方式による分類、空調方式による分類があるぞ。

中央熱源っていうのは ➡️ バス
個別分散熱源っていうのは ➡️ 車
と考えてください。

中央熱源っていうのは ➡️ バス??
説明して

バスは多くの人を1台で運べるメリットがあるけど、お客さんが一人でも移動しないといけないというデメリットがありますよね。
それと一緒。中央熱源は1台の熱源機、大容量の空調が可能。でも小さな部屋だけ空調する時も同じ容量で稼働してしまうためエネルギー低減上は好ましくない。

個別分散熱源っていうのは ➡️ 車??
も説明してよ

自宅の車は1台で運べる人数が限られているけども、個々で必要な時に必要な台数のみが動けばいい。
それと一緒で能力は小さい熱源機を配置するから空調出来る面積には限りがある。しかし、必要な熱源のみ稼働すればいいのでエネルギー低減が容易です。
中央熱源
メリット :熱源機能力が大きいので大容量の空調が可能。熱源機の管理が容易。
デメリット:エネルギー消費低減が難。
個別分散熱源
メリット :熱源機が個別で稼働できるため、エネルギー低減可。
デメリット:熱源の能力が小さいので、熱源1台につき空調できる面積に限りがある。

空調方式の単一ダクト方式は問題・解答1−1と1−4
天井カセット型・ダクト接続(床置き型)は問題・解答1−2と1−5を参照ね。ファンコイルユニットはまた別の機会に。一気にやるとわからないからね。
大空間内にDSを設けるときの注意点

大空間内にDSを設けると、ダクトルートを確保できない場合があるから要注意!!過去に書いた自分のプランも見てほしい
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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