設備計画編2では給排水設備の問題をやっていきます。
まずは、採点のポイントのおさらい
設備のことを知らずに合格はあり得ません。

採点のポイントは、建築技術教育普及センター過去問でダウンロード出来るから詳細を確認してね。

- 令和元年度は大空間の設備計画
- 平成30年度は設備スペース及び設備シャフトの計画
と毎年採点のポイントが変わっている。
建物用途が変わるからポイントも変わるのは当然か

クマくん、給排水設備について問題について概要を教えて

給排水設備の問題は以下の3つのことをします。
- 給水設備
- 排水設備
- 給湯設備
それぞれのシステム図(配管経路)を書く問題ね。
ではなぜシステム図を書く問題なのか?
給排水設備も空調設備同様にシステム図が書けるようになれば
- PSの計画
- トイレや浴室等の計画
- 計画の要点(文章とシステム図)
を適切に応えていく事ができます。

計画の要点に書いてる内容と図面の内容での不整合もシステム図書けるようになることで防止出来るよ。
PSも要求室の一つになってたから書き忘れ防止にもつながるぞ。

クマくんありがとう。
給排水設備もやはり皆さん苦手でしょうか?空調ほど複雑ではないと思いますが勘違いしている方もいらっしゃるので問題を解く事で身につけていただけたらと思います。
問題2−1 水道直結直圧方式
目安時間10分
解答2−1
問題2−2 水道直結増圧方式
目安時間10分
解答2−2
問題2−3 ポンプ直送方式
目安時間10分
解答2−3
問題2−4 排水設備
目安時間は10分
解答2−4 排水設備
問題2−5 給湯設備 ボイラー給湯方式
目安時間は10分
解答2−5
問題2−6 給湯設備 空冷ヒートポンプ給湯方式
目安時間は10分
解答2−6
給排水設備 まとめ

難しかったかい?
何度も同じ問題をやることが大事だよ。一級建築士試験はほぼ復習できている人が勝つからね。

クマくん問題ありがとう。
給水設備のまとめ
給水設備は、上の図のように分類されます。
⭐️ついているのは問題出題したものです。そして早い段階で覚えておくといいと思うものです。
続いて、メリット・デメリットを押さえて、計画の要点で答えられるようにしましょう。
まずは水道直結方式のメリット・デメリット
メリット
- 水質汚染が比較的低い
- 維持管理容易
デメリット
- 給水量の多い建物には不向き
- 断水時は給水不可
続いて、受水槽方式のメリット・デメリット
メリット
- 断水時にも貯水している分、給水可能
- 給水量の多い建物でも可能
デメリット
- 受水槽内の水質汚染の可能性あり
- 維持管理を定期的にする

H29年、30年の本試験のように給水量が多い建物用途では受水槽方式
R01の本試験のように給水量が少ない建物用途は水道直結方式
どっちが優れているではななく、適しているかで選択するもんだよ。
排水設備のまとめ
建物内で発生する汚水及び雑排水と外部で発生する雨水は別で排水します。
それは、雨の量が多い時逆流を防ぐためです。

雨多い時家の中が水のトラブルになるのはね…
給湯設備のまとめ
給湯方式は、上の図のように分類されます。
⭐️ついているのは問題出題したものです。給水設備と同様に早い段階で覚えておくといいと思うものです。
まずは、局所給湯方式のメリット・デメリット
メリット
- 大きな設備機器が不要(ボイラー・貯湯槽)
デメリット
- 温度変化が大きいため、大量の湯が必要な建物には不向き(大浴場)
続いて、中央給湯方式のメリット・デメリット
メリット
- 温度変化が小さいため、大量の湯が必要な建物向き(大浴場)
デメリット
- 大きな設備機器が必要(ボイラー・貯湯槽)
最後に

給排水設備は、システム図を書けるようになってほしいなと思うので問題を繰り返しやってほしい。

確かに!!私も何回もシステム図書いた記憶あるよ。
覚えることもできたし、心の余裕もできたから一石二鳥だったよ!!
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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