おはようございます、こんにちは、こんばんわ。ノロアリです。
今回は設備計画編3回目
電気設備の問題です。
その前に採点のポイントのおさらい
設備計画を知らぬものは合格はあり得ません。
ただ毎年テーマが変わるので電気設備とは限りませんよ。
参考までに
R01は大空間の設備計画
H30は設備スペース及び設備シャフトの計画
となっております。採点のポイントは何回でも伝えていきますよ。大事ですからね。
本題の電気設備についてです。
電気設備は「電気室もしくは屋上に設けてはい終了」と思っていたけど
そんなこと思っていたら
- 電気室形状(キュービクル設置できない)
- 電気室の位置(機器の搬出入不可)
- EPSが各階違う箇所
などの減点項目が。
電気の配線ルートを簡単にシステム図にすることで電気の流れについて整理できました。
その結果、相変わらずプランニングは下手だった(プラン上の減点は常にあったよ)けど電気についての減点はなくなりました。
さらにキュービクルの点検スペースを知ることで電気室の大きさを意識できるようになったので減点はなくなりました。

配線ルートについて、計画の要点でシステム図を問われたことはないけど知ってて損はないよ。
EPS忘れや各階の位置には配慮ができるし。

とりあえず問題をやっていこう!!
問題3−1 屋外キュービクル
目安時間は10分
解答3−1
問題3−2 屋内型キュービクル
目安時間は10分
解答3−2
電気室上部にEPSを設けることができれば一番配線も短くてすみます(解答のように)
しかし、電気室とEPSが離れてしまうこともあります。
その場合は地下ピットを通してEPSに配線する方法もあります。
問題3−3 キュービクル点検スペース
目安時間は10分
解答3−3
電気設備 まとめ
受変電設備(キュービクル)は屋外型と屋内型があります。
条件がない限りは屋外に設ける方がプランは楽です。電気室を設けなくて良いからです。
わざわざ難しくする必要はないので素直に楽しましょう。
しかしながら屋内型という条件がある場合もあります。
その場合は
電気室の大きさ
床面積の1.5〜2.0%が目安
点検スペースは1000〜1500mm、通路は600〜1000mm
電気室の位置
1階の場合:直接外部から出入りできる(外壁側)位置
地下室の場合:ドライエリアを設けること(機器の搬出入可能なように)
電気室に関しては規模が大きくプラン上影響がある場合もあります。

そんな時覚えていて欲しいのが
電気室は管理ゾーン内でなくてもOKです。
その時は、利用者が勝手に出入りできないよう注意しましょう。

管理ゾーン内に設けようとこだわってしまって失敗したことあるからありがたいアドバイス。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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