令和元年度12.8版本試験エスキス ー考え方を残しておこうー

建築士製図

令和元年12月8日の本試験のエスキスをアップします。
再現図も大事かもしれません。
その次に大切なのがエスキス過程をまとめること。

エスキスの方法を参考にしていただくというよりは

エスキスの過程をノートか何かに残しておくことが大事。

  • どう考えたのか
  • どこが悪かったのか
  • どこがよかったのか

上記の3点が確認しやすくなると思います。
エスキスのやり方は学ぶところでかなり違います。

自分が学んだやり方でいいのでノートにまとめておけば、いつでも復習しやすくなると思います。

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1 条件整理

条件整理をノートにまとめることで

読み落とし・読み取りミスがあれば条件整理のまとめ方を改良できます。

プランでミスした箇所があれば整理の方法を改良することができます

2 アプローチ計画

近年アプローチ計画が難しくなっています。

標準解答例や知り合いの人のプラン見てまとめておきましょう。

3 断面構成

設置階違反がないか?
階高は大丈夫か?
高さ制限は大丈夫か?
ゾーニングは大丈夫か?

エスキスしているうちに何か条件や法令を無視してないか確認してみてください

4 配置計画

配置計画は空間構成の中でももっとも重要な部分。
建物の形状を決める手掛かりにもなる過程です。

ここでミスすると平面プランがまとまりにくなることもあります。

5 平面構成・グリッド

平面構成は考えた過程を細かにまとめておくと悪い部分が見つかりやすいと思います。

6 スパン

スパンは無限にパターンがあります。なぜそのスパンにしたのかを重点的にまとめておきましょう。

7 1/400プランニング

私のプランの場合はX方向が3スパンでプランがやりにくかったです。
もう少し配置計画の部分でパターン出し(駐車場)ができればよかったと思っています。

最後に

エスキスの参考例でブログを書いたわけではありません。

エスキスの過程をノートにまとめて

  • どう考えたのか
  • どこが悪かったのか
  • どこがよかったのか

をいつでも確認できる状態にして欲しかったからです。
もちろん再現図と一緒に見ることでさらに精度は上がると思います。

もしブログが役にたったなと思っていただけたら、他の困っている方や今から一級建築士を受験される知り合いなどに紹介していただければ幸いです。